動くはずのない車椅子|(転倒・転落/15分)
■利用者プロフィール
88歳 男性 要介護度:3 施設入所中
ADL:車椅子中心の生活。立ち上がりは一部介助で可能だが、立位保持は不安定。
認知機能:軽度の認知症あり。指示理解は可能だが、動作のタイミングがずれることがある。
福祉用具:車椅子使用。フットレストあり。
性格:せっかちなところがあり、動作を急ぐ傾向がある。介助中でも自分のタイミングで動こうとすることがある。
生活歴:自営業で忙しく働いてきた。待つことが苦手。
既往歴:脳梗塞既往(軽度麻痺) 高血圧
環境:食堂と居室間の移動は車椅子を使用。移乗は職員1名で対応する。
現在の生活リズム:食後はしばらく車椅子で過ごし、その後ベッドへ移乗する。
直近の変化:最近、移乗時に動作が早くなり、職員の介助より先に動き出す場面が見られている。
■状況
食後、職員が車椅子からベッドへの移乗介助を行った。
職員は利用者を立ち上がらせ、そのままベッドへ向きを変えて座らせようとした。
しかし、車椅子のブレーキとフットレストの位置を十分に確認していなかった。
利用者が立ち上がった際、車椅子がわずかに後方へ動き、体勢が崩れた。
そのままバランスを保てず、床へ転倒した。
✍原因を考えてみましょう
✍どのような対策が考えられるか
進行役メモ ※声かけの例
- この場面で、どのような確認が必要だったでしょうか?
- 利用者の性格は、影響していそうですか?
- 直近の変化は、伝わっていたと思いますか?




