時間に追われ、思わず握ってしまった手首|(入浴/15分)

■利用者プロフィール

89歳 女性 要介護度:3 施設入所中 下肢筋力低下あり

ADL: 屋内は手すり使用で歩行可能。入浴時はシャワーチェア使用で一部介助。
認知機能: 軽度認知症あり。理解力は概ね保たれている。
既往歴: 変形性膝関節症 高血圧
性格: 遠慮がちで、職員に気を遣うことが多い。入浴はあまり好きではなく、本人の意向でシャワーのみで実施している。
環境: 個浴で順番に入浴。午後は入浴利用者が多い。衣服の脱着と洗身を職員2名で手分けして行っている。

■状況

その日の入浴は予定よりやや遅れて進んでいた。

入浴を担当する職員Bは、Aさんの洗身を終えたところで脱衣所にタオルを忘れたことに気が付いた。
Bは「少し待っていてください」と声をかけ、シャワーチェアに座った状態のAさんを残してタオルを取りにいった。

脱衣所では次の利用者の準備をしている職員から、
「もう次の人、準備終わっています」と声をかけられた。

浴室に戻ってAさんの体を拭いている際に右手首のあたりを握ってしまい、
Aさんは「痛い」と声をあげた。

翌日、Aさんの右手首に内出血ができてしまった。

✍原因を考えてみましょう

✍どのような対策が考えられるか

進行役メモ ※声かけの例

  • 事業所全体の原因として、考えられることはありますか?
  • 利用者の体を握る、という行為についてどう思いますか?

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