確認しなくても分かる|(誤薬・服薬/15分)

■利用者プロフィール

86歳 女性 要介護度:2 施設入所中

ADL: 日常生活は自立。服薬は声かけで実施。
認知機能: 見当識は保たれているが、薬の内容までは把握していない。
既往歴: 高血圧 脂質異常症
服薬情報: 朝食後に3種類内服。長期間変更なし。すべて一包化
性格: 穏やかで協力的。「お任せします」が口癖。細かいことは気にしないタイプ。
生活歴: 主婦歴が長く、毎日決まった習慣を大切にする。若い頃から周りに流されることが多く、本人もそれを苦に思っていなかった。
現在の生活リズム: 6時起床、7時朝食、朝食後に内服。
環境: 比較的落ち着いた環境で、入退所も少なくメンバーは固定的。大きな事故もなく「安定しているフロア」と認識されている。職員同士の関係も良好で、業務はスムーズに流れている。

■状況

朝食後の配薬時間、このフロアを3年間担当している担当職員Cは、
いつも通り薬カートから薬を取り出し、食堂で順番に配薬していた。

Aさんに手渡し、すぐに隣の利用者への服薬介助を行った。
Aさんは疑問を持たず服用した。

職員Cは、配薬チェックをする際に薬包に書かれた名前を見て誤りに気づく。
隣席の利用者の降圧薬が含まれていた。

✍原因を考えてみましょう

✍どのような対策が考えられるか

進行役メモ ※声かけの例

  • 長期間安定していることは、安全であるといえるでしょうか?
  • 今回の状況で、特別な異常はありましたか?
  • この環境が続いた場合、他にどんなことが起こり得ますか?

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