声はかけたつもりでした|(転倒・転落/15分)

■利用者プロフィール

88歳 男性 要介護度:3 施設入所中

ADL: 室内は歩行器使用で見守り。立ち上がりは不安定。
認知機能: 軽度認知症。理解力は保たれているが、焦ると判断が早まる傾向あり。
既往歴: 大腿骨骨折(2年前)高血圧
服薬情報: 朝食後に利尿剤あり
福祉用具: 歩行器
性格: 自立心が強く「自分でできる」と思っている。人に頼ることを遠慮する。
生活歴: 元会社経営者。現役時代は「人を待たせない」が信条で、常に時間を意識して行動していた。部下に頼るより自分で動くタイプだった。
現在の生活リズム: 日中は他利用者とともにリビングで過ごす。レクや手伝いなど積極的に参加する。

■状況

15時頃、Aさんより「トイレに行きたいんだけど」と言われたが、同じタイミングで他利用者の介助が重なり、
職員は少し離れたところから「○○さん、すぐ行きますから待っていてくださいね」と声をかけ、目を離した。

他利用者の介助が終わりAさんのもとへ行くと、自分で歩行器を掴み立ち上がろうとしていた。
職員は「危ないよ!」と大きな声で注意をしたが、歩行器がわずかに傾き、体勢を崩し転倒した。

✍原因を考えてみましょう

✍どのような対策が考えられるか

進行役メモ ※声かけの例

  • 離れたところからの声かけと、目の前での声かけに違いはありますか?
  • もし別の言い方だったら、行動は変わったでしょうか?

関連事例