ティルト式車椅子と夕薬|(誤薬・服薬/15分)
■利用者プロフィール
84歳 男性 要介護度:4 在宅(デイサービス利用) パーキンソン病あり
ADL: 屋内はティルト・リクライニング式車椅子使用。立位は全介助。服薬は手渡し、見守り。
認知機能: 軽度の注意力低下あり。理解力は保たれている。
福祉用具: ティルト・リクライニング式車椅子 体幹保持クッション 電動ベッド
既往歴: パーキンソン病 慢性心不全
服薬情報: 昼・夕に内服あり。症状コントロールに時間厳守が必要な薬剤を含む。一包化。
環境: 妻と二人暮らし。妻が服薬管理。
直近の変化:車椅子上での姿勢が崩れるようになってきたため、体幹保持クッションを変更して様子を見ている。
■状況
ある日、デイサービスから帰宅後、妻が夕薬を準備した。
Aさんは「今は姿勢がきついから、あとで飲む」と話す。
当日は午後から姿勢が不安定で、車椅子はやや強めにティルトされていた。
妻は一包化薬を開封せず、そのまま車椅子背面のポケットに入れておいた。
夜間、呼吸が荒くなり救急搬送。
病院で確認すると、夕薬は未内服だった。
デイサービス側では、当日の昼薬は確実に内服できていたことが記録されていた。
✍原因を考えてみましょう
✍どのような対策が考えられるか
進行役メモ ※声かけの例
- ティルト角度や姿勢保持は、服薬行動に影響しそうですか?
- 福祉用具の変更(クッション)は関係しそうですか?
- デイサービスと妻との間で、情報共有はできていたでしょうか?



