食事を口から出してしまった理由|(誤嚥・食事/5分)
■利用者プロフィール
82歳 女性 要介護度:4 施設入所中 アルツハイマー型認知症
ADL: 歩行は見守り、食事は集中力が続かず、3割ほど自己摂取した後は介助を要する。
認知機能: 日時の見当識低下あり。短期記憶障害が目立つ。
性格: もともと世話好きで遠慮がち。
生活歴: 専業主婦。家族の食事作りを長年担ってきた。
既往歴: 高血圧
環境: 4人テーブルでの集団食事。
■状況
昼食時、いつものように途中から食事が進まなくなったため、職員がスプーンを口元へ運び介助を行っていた。
しばらくすると、口の中のものを出し始め、理由を聞くと「もういらない」小さな声で答え、
周囲をきょろきょろ見ている様子もあった。
少し間を開けてから介助を再開したところ、強くむせ込み、しばらく咳が止まらなかった。
身体機能の急な低下や、発熱などの体調不良は確認されていない。
✍原因を考えてみましょう
✍どのような対策が考えられるか
進行役メモ ※声かけの例
- むせ込む前の様子に、気になる変化はありますか?
- 認知症の理解という視点で考えると、どのような症状が関係しそうですか?



