飲み忘れた薬の行方|(誤薬・服薬/5分)
■利用者プロフィール
84歳 女性 要介護度:2 在宅(デイサービス利用)
ADL:歩行は自立。食事やトイレ動作も自立している。
認知機能:軽度〜中等度の認知症あり。会話は成立するが、直前の出来事を忘れることがある。物事に気を取られると、途中の行動を忘れてしまうことがある。
性格:周囲への気遣いが強く、他の利用者や職員の様子をよく気にしている。落ち着きがなく注意が散りやすく、目に入ったことに意識が向きやすい。
生活歴:長年商店を営んでいた。来客対応など、人を優先する生活が長かった。
既往歴:高血圧 脂質異常症
服薬情報:昼食後に一包化薬あり
環境:昼食後の服薬は、デイサービス職員がテーブル上に薬を置き、声かけして本人が服用する方法で行っている。
現在の生活リズム:昼食後は同席の利用者と会話することが多い。
直近の変化:最近、会話中に「何をしていたか忘れた」と話す場面が増えている。
■状況
昼食後、職員が利用者のテーブルに一包化薬を置き、
「お薬お願いしますね」と声をかけた。
利用者は「はい」と返事をしたが、
その直後、隣の利用者に話しかけられ会話が始まった。
その後の入浴の際、上着のポケットにその日服用するはずの昼の薬が未開封のまま入っているのを発見した。
✍原因を考えてみましょう
✍どのような対策が考えられるか
進行役メモ ※声かけの例
- この利用者が薬を飲まなかった理由は何が考えられますか?
- 「声をかけた」という対応だけで十分だったでしょうか?



